イケダハヤト氏の「武器としての書く技術」は、革新的な執筆技術が綴られていた。
ウェブやSNSの普及により情報が飽和する環境において、埋もれない表現者となり読まれる文章を書く。それが「武器としての書く技術」だった。
そして、書き続けていく過程の中で、
「人生が楽しめるようになる」ということに着目した。
この記事の目次
革新的な執筆技術は「現代の書く技術」
- 1章 文章が残念な人の10の特徴
- 2章 凡人の文章を最強の文章に変える10の魔法
以上の1.2章では、ウェブやSNSの普及により情報が飽和する環境の中で、読まれる文章を書くためのノウハウが詰め込まれている。
- 残念その① 何が言いたいのかわからない
- 残念その② 文章が長い 一文が長い
- 残念その③ 同じ語尾が続く
- 残念その④ 抽象的すぎる
- 残念その⑤ 私的すぎる
- 残念その⑥ 「〜だと思います」「〜な気がします」が多すぎる
- 残念その⑦ 多方面に気を使いすぎて何が言いたいかわからない
- 残念その⑧ まじめで優等生
- 残念その⑨ 最後まで読まないと結論がわからない
- 残念その⑩ そもそも内容がつまらない
1章では「残念な文章」を元に、具体例を出して解説している。この「残念な文章」に見られる特徴はかなり的確であり、自分自身かなり該当するため、目から鱗だった。
現代のアウトプットに欠かせない「武器としての書く技術」
「残念な文章」に該当してしまった瞬間、読者は最後まで読まずに離れていってしまう。
この現代の「アウトプット」では「武器としての書く技術」が必要だった。
「文章が残念な人の10の特徴」は序章に過ぎない、「凡人の文章を最強の文章に変える10の魔法」はまじで魔法。読まれる魔法、読ませる魔法。
そしてなにより、この「残念と魔法」は今から実践し改善していける内容であるということ。執筆のトレーニングをしていくことで改善できるのである。
人生が楽しめるようになってしまう生き方
イケダハヤト氏は月に40万字執筆している。1日に1万字。
恐らく、僕らが同じことをしようとするならば、執筆能力はさておき「ネタ」に尽きてしまうと思われる。
- 3章 月40万字書き続けるぼくの12の秘密
- 秘密その⑥ 目の「解像度」を高くしておく
解像度は日々の鍛錬によっても磨くことができます。ぼくは「今日一日の体験のなかで、ブログ記事にできそうなことは何だろう?」と、毎日自分に問いかけるようにしています。よくよく思い返してみると、以外と面白い切り口が見つかったりするんですよね。
鍛錬の結果、目に映るものすべてをネタとしてとらえれるようになれば、それあけで人生を楽しめるようになるでしょう。
「秘密その⑥ 目の「解像度」を高くしておく」では、ブログ記事を探す目の「解像度」を持っていると、人生を楽しめるようになると述べています。
どういうことでしょうか?
目に映る全てのものがネタとなり愛おしくなる
「HANAGE WORKS」さんの「女医と肛門様」
「今日はヒトデ祭りだぞ!」さんの「ウンコ我慢しながら仕事したら捗る! とか言ってた奴ちょっと出てこい」
なるほど!この人たちの毎日って、絶対ネタで光り輝いてるじゃん!
目の「解像度」を高くしておくと、人生が楽しめるようになってしまうってそういうことね!(ニュアンスは絶対違う)
といった形で、「武器としての書く技術」は、ぼくのアイアンバイブルになりそうです。
まとめ
・現代の読者に読まれるように魔法の執筆をする。
・日常がネタで溢れると幸せになれる。(下ネタはさらに幸せになれる)